埼玉県議会 2017-09-01 09月29日-03号
コウノトリは広範囲の移動を行うため、自治体単独の取組では限界があり、広域的な定着地づくりや関連施設など、兵庫県の取組のような効果的な支援体制が必要です。また、国交省や環境省など国の機関へのアプローチは各自治体単独では難しい点もあることから、今こそ県が中心的な役割を担うべきではないでしょうか。
コウノトリは広範囲の移動を行うため、自治体単独の取組では限界があり、広域的な定着地づくりや関連施設など、兵庫県の取組のような効果的な支援体制が必要です。また、国交省や環境省など国の機関へのアプローチは各自治体単独では難しい点もあることから、今こそ県が中心的な役割を担うべきではないでしょうか。
また定着地がもっとふえるのかもしれません。だからその辺は、また運用状況をちょっと見てみなくてはいけませんし、実はなかなかヘリポートができないものですから、今度は鳥取大学のほうでドクターカーを走らせ始めたのです。それとまた、県独自の防災ヘリとの組み合わせの中でどれほど充足されるかというのも見ていかなければならないわけです。
県が実施する主な事業につきましては、帰国時に定着促進センターで職員が出迎え、定着地まで引率するほか、見舞金と帰郷支度金を支給する事業、二点目として、国の委託を受けて、帰国者の自立に必要な指導を行う自立指導員を帰国後三年間派遣するほか、必要に応じて自立支援通訳を派遣する事業などの援護施策があります。
帰国から定着自立の支援は援護法で定められており、帰国直後、帰国から四カ月間、ただし婦人は二カ月間だそうですが、中国帰国者定着促進センターで、一、基礎的日本語の習得、二、基本的生活習慣の会得、三、就職、就籍等の相談指導を集団で受け、その後定着地の公営住宅等へ入居し、定着自立を目指し、支援を受けることになります。
県といたしましては、早期に帰国を希望されている方が一日も早く帰国できますよう、手紙により残留者の状況を把握いたしましたり、また、身元引受人や公営住宅の確保など定着地での受け入れ準備に努めておるところでございます。
昨年八月に、第一期生五世帯十二名が入所し、十二月に研修を終了しておのおのの定着地に落ちついております。現在は第二期生八世帯十七名が入所しておりまして、開所後現在まで合わせて十三世帯二十九名の方の活用が図られております。山形分室の運営・活動によりまして、一人でも多くの本県出身者が一日も早く帰国し、速やかな定着自立が図られるよう支援をしてまいりたいと考えております。
次に、県が実施する主な事業としては、一つとして、帰国時に成田空港で職員が出迎え、定着地まで引率するほか、見舞い金と帰郷支度金を支給する事業、二ですが、国の委託を受けて帰国者の自立に必要な指導を行う自立指導員を帰国後三年間派遣するほか、必要に応じて自立支援通訳を派遣する事業、三ですが、帰国後二年目の世帯に対して市町村が日本語指導事業を行う場合に事業費の二分の一を補助する事業、などとなってございます。
〔趣旨〕 二 帰国孤児の定着地のあっせんは、十分な時間と自由な対話の中で、孤児たちが得心の行く結論が得られるよう政府に要請すること。 〔説明〕 身元未判明孤児の定着地のあっせんに当たっては、孤児及び関係者に対し十分納得を得るよう努めることを国に対して要望しており、引き続き要請していく。 〔趣旨〕 三 帰国孤児の生活保護の適用等は、遺漏のないよう区市町村に要請すること。
十六都道府県中国帰国者対策協議会が指摘していますように、自立研修センター修了後も、各定着地において、日本語がより習得できるようにしなければなりません。現在、愛知県の日本語教育は、名古屋市内で二カ所、週四時間、市外で三カ所、週二時間が限度です。しかも、その運営はボランテイアが中心となつているのが現状であります。
次に引揚者の問題でありますが、引揚者の問題といたしましては、内地に上陸されました場合に喜んで迎えておるという感じを持つていただきたいということ、それからその後の問題といたしまして、定着地に定着されました以後の生活問題、さらにその生活の中から立ち上る方法ということに相なると思うのでありますが、お迎えの点につきましては、10月縣会におきまして御決議をいただきましたところによつて、上陸地に係員を派遣し、その